【ブレオデ】キャラプロフ@その他4

目次
・イグナート
・グレンデル
・マニニ(ハロウィン版)
・ジェリィ(ハロウィン版&通常)
・メルヴィ
・リンド


◆イグナート















【図鑑1】
天魔大戦初期に滅びたケモノビトの国家、
海ノ国の生き残りにして最後の王子。

イグナートは海ノ国最後の王
シクザールの長男として生を受けた。
男子は彼一人で、 姉妹が何人かいた。
水棲型のケモノビトの中でも童と呼ばれた
彼らラーグ族は人数が少ない代わりに
個々の武力が突出していた。

イグナートは年若いながら、
将来を有望視されていた王子で、
落ち着いた物の上に、
文武両道、 容姿端麗で、
国民からの支持も厚かった。

しかし天魔大戦の最中、 海ノ国は滅亡する。

その後、イグナートは、
かつて海ノ国だった地から
ヒトや天使の軍勢を排除し、
故国を復興させる事を目標としていた。

【図鑑2】
天魔大戦初期に滅びたケモノビトの国家、
海ノ国の生き残りにして最後の王子。

故国を再興するための戦いを続ける
イグナートの傍には、 常に海ノ国時代の
近衛兵カロルを初め、幾人かの
忠臣たちが付き従っていた。

彼らは主の悲願に心から共感しており、
イグナートもそんな部下を強く信頼していた。

彼らは少人数で身を潜めつつ、
機を見てはヒトや天使の軍勢と戦い、
パーストゥル王国の猛将ガイノフを
激闘の末討ち取るなど、
決して小さくはない戦功を重ねていった。

神出鬼没の彼らは、味方からは
苦戦をくつがえす希望と称えられ、
敵からは敗北を確実にする災厄と恐れられた。

【図鑑3】
天魔大戦初期に滅びたケモノビトの国家、
海ノ国の生き残りにして最後の王子。

イグナートは故国復興のため、旧海ノ国領から
ヒトと天使の軍を排除する戦いを
繰り返し、 いくつかの勝利を収める。

しかし、少数ながら強く厄介なケモノビトの
徒党が存在するという噂が上級天使の
耳にまで届くと、彼らの前に
天使の将ラハブが現れた。

ラハブはイグナートの一党を
既に包囲している旨を伝え、
最後に首領として言い残す事はあるかと問う。

イグナートは迷わず槍を取って天使に挑み、
ラハブは心からの賞賛を送り迎え撃った。

イグナートは、 創世の天使の一翼である
ラハブ相手に猛然と戦いを挑み、
手傷を負わせるに至るが、 力及ばず、
部下と共に、 異邦となった
かつての故国の地で最期を迎えた。


【親密度】
1「ふむ……魂の絆か……
 これは存外、懐かしい感覚だな……」
2「貴公といると、かつての戦友たちを思い出す……
 いや、つまらん感傷だ……」
3「貴公ほど優れた召魂士は寡聞にして知らぬ。
 貴公に仕えること、誇りに思うぞ。」
4「この感覚……新しき仲間……というのも悪くないな。
 貴公に感謝しよう。」
5「死せる身でありながら貴公と共に未来を見たいと思う…
 叶うなら、この道をどこまでも突き進みたいものだ。」

【バトルスキル】
2習得「これで我が槍は、より鋭く敵を貫くだろう。」
3習得「有象無象を掃討するには、こういう術が有効だ。」
4習得「これは我が槍と共に、貴公と我が敵を刺し貫く力だ!」
5習得「魂の絆か……やはり悪くないな、この感覚……
   さあ、私も存分に力を尽くそう!」


◆グレンデル















【図鑑1】
天魔大戦後期、 メリディエス王国への
遠征軍を率いた草ノ国の大将軍。

熱心な兵法の勉強家で、
優れた兵法家であった風ノ国の
リハク王の兵法書などを愛読していた。

また、非常に用心深い性格をしていたため、
将軍の地位に就いた時から、
敵にも味方にも表情を悟られないよう、
常に顔を覆う兜を被るようになる。

顔を隠してはいたが、
気さくで話好きな性格だったため、
部下からは慕われていた。

ただ、身の回りのことに関しては、
ずぼらな上に片づけが苦手だったため、
家では妻に、 戦場では副官のザインに 任せきりであった。

【図鑑2】
天魔大戦後期、 メリディエス王国への
遠征軍を率いた草ノ国の大将軍。

グレンデルはボース族という屈強な一族出身で
10人きょうだいの6番目の子であった。

上に兄が二人いたが
戦争で死傷してしまったため、
長じてからはグレンデルが
彼が家族の中で最も武力に秀でた者となる。

彼は若くして、 武技に秀でた
同族の美しい女性ヒュクドと結婚した。
しかし、第一子が死産となってしまったため、
夫婦共に失意を味わう。

そんな中、 国境付近を偵察している時に、
ヒトの商人達が事故死している現場で
一人の赤子を拾う。

ヒュグドの願いもあり、 グレンデルは
そのヒトの赤子を引き取る決意をする。
そして、その子に、 生まれてこなかった
我が子につけるはずだったフェイという名前を
与え、 以来、 愛娘として慈しんだ。

【図鑑3】
天魔大戦後期、 メリディエス王国への
遠征軍を率いた草ノ国の大将軍。

グレンデルは悪魔の本営から、
メリディエス王国への遠征を言い渡された際、
草ノ国の総指揮を任される。

さらに遠征中に、老齢だった国王の
訃報が届いたため、 当代最も強き者として
戦場で新王に即位した。

その後、天使 ヒト陣営の
様々な妨害を突破し、 敵国中心まで
烈火のごとく進軍する。

全軍が敵王都オルデンに迫った際、
彼は後方で戦況の把握と指揮に専念していた。

そこへ、 娘であるフェイの率いる部隊が
窮地に陥ったとの報せが届く。

当初、冷静に対処しようとした
グレンデルであったが、 兜の上からでも
動揺していることがが周囲に伝わって
しまったため、副官ザインの計らいで
自身で救援に向かうことになる。

フェイの部隊と相対していたのは
メリディエス最強の男と名高い、
聖騎士団団長シグムントその人であった。

グレンデルはシグムントとの一騎打ちに臨み、
死闘の果てに見事討ち取る。
しかし、 自身も致命傷を負い、
相討ちに倒れることとなった。


【親密度】
1「そなたの下で戦うのは悪くない。
 指揮官の素質があるようだな。」
2「俺に信を置いてくれるのか?
 いいだろう、今後、益々の武勇を約束しよう!」
3「これまでの戦いで、そなたの魂の力、しっかと見せて
 もらったぞ、実に見事と言うほかないな!」
4「俺をもっと戦わせたいか? はっはっは、よかろう!
 もともと、そなたの力だ。そなたのために振るおうぞ!」
5「かつての俺に、今ほどの力があればと思わなくもない
 ……いや、これよりはそなたとの未来だけを考えよう。」

【バトルスキル】
2習得「敵は俺が引き受けよう!」
3習得「この大鎧、張り子ではないぞ!」
4習得「指揮官の号令一つで戦況が変わることもある。
   覚えておくがいい。」
5習得「あらゆる攻撃を、この身と鎧で受け止めよう。
   そなたは安心して、今後も戦場に立つがよいぞ!」


◆マニニ(ハロウィン版)















【図鑑1】
木精クラディの魔力によって召魂された
『アイドル』 マニニ。 天然の魅力と奇抜な発想で
多数のファンを惹きつけた。

クラディ祭のライブステージに相応しい
『ビビッ』 とした印象の衣装は、 現在の
クラディとマニニとジェリィの魔力が合わさって
半ば偶発的に生成された。 しかし、それは
今になってたまたま出来上がった服装ではなく、

かつて、マニニ自身が天魔大戦前期に
アイドルユニット 『マニニ&ジェリィ』 として
活躍していたその頃のツアー用特別衣装と
寸分違わぬ姿だった。

ぱっと見た感じでは分からないが、 衣装には
爆弾格納用の隠しポケットが付いており
いざと言う時 (?) にはいつでも
盛大に爆発させる事ができる。

この衣装を着ると、
デビューしたての頃から全世界ツアーに
至るまでの、 ジェリィと共に過ごした
さまざまな出来事をマニニは思い出すという。

【図鑑2】
木精クラディの魔力によって召魂された
『アイドル』 マニニ。 天然の魅力と奇抜な発想で
多数のファンを惹きつけた。

大人気ユニット 『マニニ&ジェリィ』 も当初は
成り行きで結成したようなものであり、 また
実年齢や知識はともかく、アイドルとしての実績
ではマニニが後輩、 ジェリィが先輩格だった。

そのためマニニはジェリイを通じ、 アイドルと
しての特訓を受けたが、 レッスン場が爆風で
吹き飛ぶなど、 どうしても上手くいかなかった。

しかし、やがてマニニは、 その悪魔としての
豊富な経験と斬新なひらめきにより、 徐々に
ジェリィをうならせるほどのパフォーマンスを
ステージ上で発揮できるようになっていった。
ジェリィもマニニの素質を認め、 それが十分に
生かせるよう、 歌やダンスに工夫を凝らした。

そしてマニニとジェリィの組み合わせは、
誰も見たことのない新しいアイドル像だと評判に
なり、 世界中に爆発的な話題を呼んでいった。

【図鑑3】
木精クラディの魔力によって召魂された
『アイドル』 マニニ。 天然の魅力と奇抜な発想で
多数のファンを惹きつけた。

アイドルとしてのマニニを語る上で
特筆すべきは 『ステージ度胸』 である。
どんな場においても、マニニは
まるで物怖じすることがなく、 いつも通りの
振る舞いをすることができていた。

また、先入観にとらわれず、 矢継ぎ早に
さまざまな提案をし、 あらゆることに
次々チャレンジしていけることも
アイドルマニニの特徴と言えた。

それらは訓練で後から得たものではなく、
マニニが生まれ持った才能だった。
つまりは、天才、 なのかもしれない。

ジェリィもアイドル活動を続けていく中で、
マニニの性格や態度によって
何度となく救われたようだ。


【親密度】
1「あなたがファンになってくれるなら……
 あたし、これからもアイドル活動、がんばるよ~。」
2「この衣装、クラディとあたしの合作なんだ!
 ……えっ、知ってた? なんでわかったの~!?」
3「歌い方や踊り方を、だいぶ思い出してきたよ~。
 これもあなたのおかげかな~。」
4「あたし一人じゃ、アイドルなんてできなかったよ。
 ジェリィとあなたに、あらためて……ありがとう!」
5「あたし歌も踊りも、もっとうまくなるよ! だって……
 これからもずっと、あなたに楽しんでほしいから!」

【バトルスキル】
2習得「地面が大爆発~!あれ? これでいいんだっけ?」
3習得「みんなまとめて、楽しくなっちゃおう!」
4習得「アイドルは、みんなを元気にする素敵なお仕事なんだよ!」
5習得「あたしのダンスで、みんなをビビッとさせちゃうよ!」


◆ジェリィ















(ハロウィン版)
【図鑑1】
木精クラディの魔力によって召魂された
『アイドル』 ジェリィ。プロとして最高の
ステージを作り上げ、 多数のファンを魅了した。

かつて天魔大戦前期に一世を風靡した
アイドルユニット 『マニニ&ジェリィ』。
現在のクラディ祭のライブステージに
二人が揃って召魂され、ユニットは
奇跡の復活を遂げた。

今の衣装は、 クラディとマニニとジェリィの
魔力が合わさることによって半ば偶然
生み出されたが、 過去のアイドルツアーで
身に着けていた特別デザインがそっくり
そのまま再現されたものとなっている。

ステージでの取り回しをよくするために
スカートの触手の数本がまとめられており、
見た目には本数が減っているが
パフォーマンスの幅広さは変わらない。

この衣装を着ると、
デビューしたての頃から全世界ツアーに
至るまでの、 マニニと共に過ごした
さまざまな出来事をジェリィは思い出すという。

【図鑑2】
木精クラディの魔力によって召魂された
『アイドル』 ジェリィ。プロとして最高の
ステージを作り上げ、 多数のファンを魅了した。

大人気ユニット 『マニニ&ジェリィ』 も当初は
成り行きで結成したようなものであり、また
実年齢や知識はともかく、アイドルとしての実績
ではマニニが後輩、 ジェリィが先輩格だった。

そのためジェリィは、マニニをアイドル道に
引き込んだ責任を少なからず感じ、マニニを
どうにか一人前のアイドルにするべく奮闘したが
レッスンはなかなか実を結ばなかった。

しかし、そのうち、マニニが元々持っていた
タレントとしての素養に気付き、 ジェリィは
むしろマニニが気紛れに提案するステージ
プランや衣装アイディアを、 柔軟かつ積極的に
取り入れていくことにした。

これが功を奏し、 やがてマニニとジェリィの
二人は今までにない新しいアイドルとして
世界中で大きな人気を博していった。

【図鑑3】
木精クラディの魔力によって召魂された
『アイドル』 ジェリィ。プロとして最高の
ステージを作り上げ、 多数のファンを魅了した。

ジェリィ当人はそのようには言いたがらないが、
昔から彼女は相当な努力家だった。

地道なレッスンで自分を鍛え、
集まった観客たちのために自分に何が出来るか
いつでも考え、プランを練り、
そして実現に向かって突き進んでいた。

しかし、いざステージに立てば、
明るく笑顔を振りまき、 軽快に歌い、踊り、
誰もが安心して楽しめるようにと心がけていて、
舞台裏の苦労などは欠片も感じさせなかった。

ジェリィ自身が頼んだわけでもないのに、
下級悪魔によるアイドルマネジメント組織や
種族を超えたアイドルファンクラブが
いつの間にか設立されるまでになったのは、
彼女の仕事に対する熱意が周囲をそこまで
動かし、変えたということだろう。


【親密度】
1「ほら、わたしはアイドルだから。
 ファンの期待に応えなきゃね! まかせてよ!」
2「あなたも歌や踊りに興味を持ってくれてるんだね!
 わたし、もっといいステージにするから期待してて!」
3「あなたが応援してくれるなら、わたしは
 世界一のアイドルになれる! なっちゃうよ!」
4「あなたが支えてくれるから、わたしも自由に
 歌って踊れる……最っ高の組み合わせだね!」
5「今のわたしの活躍があるのは、あなたがいつも側に
 いてくれたから……これからもずっと一緒にいてね!」

【バトルスキル】
2習得「アイドルパワーでチクッとしちゃうよ!」
3習得「みんなのこと、ビビッと応援しちゃうからね!」
4習得「歌にはこんな力があるって、わたし分かっちゃった!」
5習得「シビレてくれたお客さんには歌がよく届くの!
   それって素敵なことだよね!」

















(通常版)
【図鑑1】
海ノ国の有力貴族の令嬢で、
国が滅びる少し前、 大陸中に名を知られる
アイドルとして活動していた少女。

天真爛漫と言えるほど明るく、
がんばりやな性格で、 習い事として
歌や踊りを覚え、 本人もそれらを好んでいた。

最初のうちは一人で身近な人々に
歌を聞かせるだけだったが、
ある時、浜辺で悪魔のマニニと出会った事で、
偶然が重なり、 二人で歌って踊る
アイドルユニット『マニニ&ジェリィ』 として
活躍することになる。

ジェリィは争いごとを非常に嫌っており、
アイドル活動の発端も戦争に疲れた民や兵士の
心を少しでも癒せればと考えたためだった。

ともあれ、 彼女たちのステージは瞬く間に
話題となり、 大陸中で 『マニニ&ジェリィ』の
名を知らぬケモノビトはいないほどの
人気を得る。

そしていつの間にか、 下級悪魔を中心とした
マネジメントとプロモーション組織が
できあがり、一時期、 大陸を一周する
ライブツアーまで開かれた。

ちなみに触手のあるスカート状の部位は
体の一部でありながら、 半ば別の意志を
持っており、必要があれば本体を守るため
戦った。

【図鑑2】
海ノ国の有力貴族の令嬢で、
国が滅びる少し前、 大陸中に名を知られる
アイドルとして活動していた少女。

ジェリィは悪魔マニニとアイドルユニット
『マニニ&ジェリィ』 を組んで、
大陸を巡るほどの人気を得ていた。

しかし、敵であるはずのヒトまでが彼女たちの
舞台をこっそり見に来るようになったことで
天使やヒトの有力者に命を狙われるようになる。

本人はもっと長く活動したいと考えていたが、
身の危険を感じ、 やむなく断念。
その際、泣く泣くマニニとのコンビも解消した。

それ以降は、なるべく目立たないように
気を遣いつつも、 訪れた街で突発的に
歌う事で気を晴らしていたが、
ある出会いをきっかけにケモノビトの
私掠船団に身を置くことになる。

また、ジェリィはアイドル活動停止に
至るまでに、 幾度か粘着質なファンに
接触されており、その経験から、
追い回されるのをことさらに嫌うようになった。

【図鑑3】
海ノ国の有力貴族の令嬢で、
国が滅びる少し前、 大陸中に名を知られる
アイドルとして活動していた少女。

海ノ国がパーストゥル王国との戦争に敗れ、
彼女が身を寄せることとなった私掠船団が
帰る場所を失いそうになった際、
船団長のグリセリアは中央大陸を囲う
「嵐の壁」 と呼ばれる海域が偶然にも
静まっているのを発見し、
外洋へ出ることを思いつく。

彼女たちは悪魔マニニの支援を受けて、
追撃する天使を振り切り、 再び荒れ始めた
海域を抜け、 外洋へと至った。

その後、 ジェリィはグリセリアや、
ジェリィを誘った張本人である彼女の息子
ビリーを始め乗組員の多くと知己となる。

基本的に肉体労働の役には立たない
ジェリィだったが、 実家の教育の賜物で、
ある程度の家事はこなせていたので、
その方面で船団の力になっていた。

外洋での航海が始まって、 数年後、
グリセリアの海賊団は外部の船舶と接触し、
戦闘となる。

その際、 ジェリィは歌うことで争いを
止めようとしたが、 戦闘要員と間違われ、
矢を受けて命を落としてしまう。
ただ、 彼女の思いは両船団の乗組員に届き、
その戦闘は徐々に収束していった。


【親密度】
1「あれあれ?
 あなた、わたしのファンになっちゃったのかな?」
2「ふふっ、あなたといえば、ジェリィちゃんの歌が
 もう一度世界中に届く日も遠くないかな?」
3「さすが、わたしの召魂士さん!
 アイドルの役立て方をよく知ってるよね!」
4「あなたと過ごした日々が私の歌に力をくれた。
 何だかあったかい気持ち……その……ありがとね!」
5「わたしが歌うのはみんなの笑顔のため……だから
 ずっと、あなたと一緒にいたい! ねえ、いいでしょ?」

【バトルスキル】
2習得「わたしの特技は歌だけじゃないんだよ!」
3習得「温厚なジェリィちゃんでも、
   ステージを邪魔する人は、お仕置きするよ!」
4習得「いよいよ、ジェリィちゃんのオリジナルソングの登場だよ!」
5習得「ジェリィちゃんの新曲!あなたのために歌うんだからね!」


◆メルヴィ















【図鑑1】
パーストゥル王国の没落貴族
ライノ家に生まれた女性。

弓使いとして軍に所属しており、
確かな戦術眼と弓の腕、そして何より統率力と
会計力を評価されて、 出世街道を進んだ。

子供時代、 家庭がとんでもなく
貧しかったことで様々な苦労を背負っており、
特に金銭絡みに関しての苦い経験から、
無駄遣いなどを一切認めない性格となった。

しかし、ただのケチという訳ではなく、
遊楽などに関しては、 必要経費として
正確に勘定し、柔軟かつ厳重な
管理体制を敷いていた。 それゆえ、
兵士には畏怖され、 上層部からは評判だった。

【図鑑2】
パーストゥル王国の没落貴族
ライノ家に生まれた女性。

メルヴィは兄バルデル、 弟リンドに挟まれた
きょうだいの真ん中だった。

没落したとはいえ、 生家ライノ家は
弓使いの家系であったため、
全員が弓使いとして成長する。

彼らの師によれば、 幅広い才覚はバルデル、
堅実さはメルヴィ、 集中力はリンドと
評されていた。

実生活においては、 母親を早くに亡くし、
金銭感覚に乏しい家の男衆を大いに嘆いて、
自身が積極的に帳簿の管理をしていた。

そうして、没落どころか消滅寸前であった
家を辛うじて持ちこたえさせていた。

本人はこの頃の事を思い出すと
腹立たしげだっただが、 家族との交流が
確かにあった時期だと懐かしんでもいた。

【図鑑3】
パーストゥル王国の没落貴族
ライノ家に生まれた女性。

メルヴィは若くして行方不明となった兄や
戦死した弟に代わって家督を継ぎ、
軍を退役後、 金融業と商店を始め、
実家の立て直しを計る。

若いころの苦労と、 軍人時代の
経験 人脈を生かして、
基本的には慎重に、それでいて時に
大胆に展開した彼女の事業は大成功を収めた。

メルヴィは国内における物流や金融面で
大きな権力を持ち、 やり手の大商人として
生涯現役であり続けた。

やがて、数十年後のある日、
頭痛を覚えて倒れ、 そのまま息を引き取る。
家族に囲まれた大往生であった。


【親密度】
1「ふふっ、あなたについて行けば、
 損をすることはなさそうね!」
2「あら、あなたの下で戦うと
 もしかして、お得なのかしら……?」
3「あなた、やっぱりやり手ね……ふふっ、打算無しで
 ついて行っても大丈夫かもって、思えてきたわ。」
4「こんなに手をかけてもらっちゃって、悪いわね。
 でも、私もその分働いてるから、貸し借りはなしよね?」
5「これは正当な契約…なのよね? だったら、あたし、
 もう、あなたと離れないわ。い、いいわよね?」

【バトルスキル】
2習得「外すと矢がもったいないから、ちゃんと当てるわよ!」
3習得「異常を治す手段が必要よね。だって、効率が悪いんだもの。」
4習得「あたしだって、必要な支援なら
   出費はお…お……惜しまないわよ!」


◆リンド















【図鑑1】
パーストゥル王国軍所属の狙撃手。

リンドは通常の弓兵より、さらに後方に待機し、
突出した敵の将や突撃兵を撃ち抜く
役割を担った弓の名手だった。

また、 山野や森に潜伏し、 移動中の敵将を
狙い撃つなどの任務もこなしていた。

戦場では高い集中力と弓の威力で超長距離から
敵の主力を潰していく弓使いとして恐れられ、
通常の飛び道具ではまず届かない距離から
一方的に攻撃する技量を持っていた。

その性格は基本的に真面目だったが、
家庭環境の影響で、 物事を斜に構えて見る
癖があり、少々ひねくれていた。

また、集中力を高める効果がある
ローズマリーの香りを好んでおり、
その小枝を常に持ち歩いていた。

【図鑑2】
パーストゥル王国軍所属の狙撃手。

同じ弓使いのバルデル、 メルヴィの実の弟で、
ライノ家三きょうだいと呼ばれていた。

苦境にあっても、 のんびり構えている
兄のバルデルを疎ましく思っており、
生前その鬱屈が晴らされる事は無かった。

しかし、 バルデルの実力に関しては素直に
評価しており、兄と同じことをやっては
勝てないと考え、 兄には出来ない
超長距離の狙撃の腕をひたすらに磨いた。

逆に姉のメルヴィに対しては
世話を焼かれる事が多かったため、
うっとうしがりはしても、
嫌悪はしていなかった。

【図鑑3】
パーストゥル王国軍所属の狙撃手。

ある時、 リンドは兄バルデルの傷心の
原因となる現場に居合わせる。

その事件における兄の甘さを毒づく一方で、
自分が手を下せば最悪の事態だけは
避けられたと自省した。

その後、 バルデルは軍を退役して
放浪の旅に出る。そのことについて
姉メルヴィから、 事情を聞かれたリンドは
兄への鬱屈を晴らすように、
全てを包み隠さず語った。

それを聞いたメルヴィは、 「そう・・・」 と
不機嫌そうに相槌を打っただけであった。
それ以降、 きょうだいの間で
その話題が出ることはなかった。

リンドはその後も、狙撃兵を続け、
そして、とある戦場で戦死をとげる。


【親密度】
1「フッ……何に注力すべきか。
 一応分かっているようだな。」
2「ああ、ここまで信用されてイヤとは言わないさ。
 次の戦闘も任せておけ。」
3「認めてやる。貴様は有能な召魂士だ。
 もっと俺を使いこなしてみろ。」
4「貴様には世話になっているからな……
 まあ、一応、その分の礼は言っとくぜ。」
5「俺をこんなにこき使った召魂士は貴様が初めてだ……
 まあ、これからも貴様の敵は俺の敵、それでいいだろ?」

【バトルスキル】
2習得「お前らを見ているとイラついてくる。
   ……次からは守りを固めるぞ。」
3習得「こいつが俺の本気の一撃ってやつだ。」
4習得「たまにだが、こういう術を使う機会もあった。
   ……上手く使って見せろ。」



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