特設サイト「サルカズの炉辺奇談」の期間限定ミニゲーム
統合戦略#5「サルカズの炉辺奇談」特設サイト
https://arknights.jp/furnacesidefables
轟音が響き、カズデルにある魂の溶炉の後方に、突如として大きな宮殿が現れた。
周囲のサルカズたちはみんな興味津々だったが、それはまるで幻影のようで、触れることすらできなかった。
しかしそれでも好奇心の収まらないサルカズたちの間で、「宮殿」熱が加速していく。
サルカズたちは大いに意見を交わし、自分こそが一番に宮殿に足を踏み入れるのだと勇んだ。
道中の遭遇
エルマンガルド
ニンフ
『ねえねえエルミー!溶炉の向こう側に宮殿の幻影が出たって噂聞いた!?』
ニンフ
『ここに来るまで、みんなその話題で持ち切りだったんだから。なんでもその宮殿の中には――』
エルマンガルド ※1
『あら! ちょうどいいところに来ましたわね。』
エルマンガルドは革表紙のノートを閉じ、ニンフに手を振った
ニンフ
『o(~ヘ~#)まだ続きがあるんだってばー!』
エルマンガルド
『まあまあ。私もちょうどニンちゃんとその話がしたいと思っていたところです。』
エルマンガルド
『午後はずっとここで番をしていたのですが、私も皆さんから幻影の噂を聞いて、気になっていましたの。』
ニンフ
『あたしも仕事仲間から聞いたんだ。なんか最近すっごく話題みたい!』
ニンフ
『しかも、お宝がどうとかって……』
エルマンガルド
『ええ。宮殿もお宝も、すごく気になりますわね。』
エルマンガルド
『ですが私は、ここのところ忙しくて時間が取れませんから、ニンちゃん――』
エルマンガルドはおもむろに布の袋を取り出すと、ニンフの目の前でゆすってみせた
「チャリン、チャリン」
ニンフ
『!!!( ゚Д゚)』
エルマンガルド
『私に代わって、その宮殿を見てきてくださいませんこと?』
エルマンガルド
『宮殿内部の様子が知れれば、私の好奇心も満たされますわ。』
選択する>
快く引き受ける(電気ケトルを入手)
ニンフ『もちろんオッケーだよ。エルミーのお願いなら断ったりしないって!』
ニンフ
『(*´∀`)でも、こんなに源石錐をもらっちゃっていいの!?』
エルマンガルド
『もちろん。相応の報酬というものです。』
エルマンガルドはニンフに袋を渡した
ニンフ
『じゃあ、ちゃちゃっと準備してすぐ出発するね!』
エルマンガルド ※2
『気をつけて行ってらっしゃいまし。』
ニンフ
『うん! じゃあねエルミー! いい知らせを待っててね!』
詳細を訊ねる(源石錐を入手)
ニンフ『もちろんオッケーだよ。エルミーのお願いなら断ったりしないって!』
ニンフはエルマンガルドが差し出した袋を受け取った
ニンフ
『ありがと! 宮殿について他に知ってることはない? どんな物資を持ち込むか考えたくてさ!』
ニンフ
『例えば……「スクリームチェリー」に「獣肉缶詰」、それから「ピョートルフルーツキャンディー」とか!!』
ニンフ
『小さい頃からずっと食べてみたかったの!!』
エルマンガルド
『……』
エルマンガルド
『現状、まだ誰も宮殿の奥深くまではたどり着けていないらしく、私もほとんど知りませんわ。』
エルマンガルド
『ただ、お宝の番人を刺激しないようにだけ気をつけてくださいまし。』
エルマンガルド
『とにかく、気をつけて行ってらっしゃい。』
ニンフ ※3
『うん!』
ミトム
ニンフ
『ふぅ、疲れたぁ!( 0﹏0)宮殿について二十人くらいに聞いてみたけど、どうしてみんな変なことばっかり言うんだろ?』
ニンフ
『宮殿の扉を開けたらご先祖様が出てきて願いを三つ叶えてもらえるとか、宮殿の奥深くにはオペラを歌える黒ネコがいるとか……』
ニンフ
『もっと頼りになりそうな人を探してみよう!』
突然、ニンフのそばを勢いよく人影が通り過ぎ、遠くへと走っていった
人影はすれ違いざまに買い物袋を落としていったようだ
ニンフ
『おーい! お兄さーん! 落とし物だよー!!』
ニンフ
『んー……あれっ?? あの人って……』
青年は振り返るどころかどんどん遠ざかっていく。ニンフは足元の買い物袋を拾い上げ、底についた土ぼこりをはたいた
ニンフ
『もー……あんなに慌ててどうしたんだろ。』
ニンフ
『いつも大切そうに持ってる買い物袋を気にも留めないなんて……』
ニンフの背後から、大きな足音と罵詈雑言が聞こえてきた
あそこだ!逃がすな! 追え!
武器を持った一団がニンフのほうにどっと押し寄せてくる。彼らが巻き上げる土ぼこりの輪郭がはっきりしてくるにつれ、通りにいる住民たちも隠れ始めた
ニンフ
『ふええええ!!!???』
選択する>
青年を追う(サルカズ朝刊を入手)
ニンフ『ミトムさん! ミトムさーん!!! あたし、ニンフだよ! 待って! 待ってよー!!』
青年の名を大声で叫びながら、ニンフは迫ってきた一団から逃げるように仕方なく走り出した
ニンフ
『はぁっ、はぁっ……』
ミトム
『はぁっ……ゴホゴホッ……あーしんど。』
長時間の逃走の末、二人はようやく追手から逃れた
ニンフ
『な、なにがあったの? どうしてあんなたくさんの人に追っかけられてるの!?』
ミトム
『まああれだ、角折れ組の奴らとちょっとな。ゴホゴホッ……それよりあんたこそ、どうしてここに?』
ニンフ
『話をそらさないでよ! 前は「数十ものレーキやらスキに囲まれながら、なんとか説得して帰らせたもんだ」なんて言ってたじゃない。今回は舌も回らないほど大変な状況なの!?』
ミトム
『……』
ミトムは自分の喉を指さしながら、少しかすれた声でこう言った
ミトム
『ちょっと前に風邪ひいたんだ。もう良くなったけど、喉がまだ痛くてな。ゴホゴホッ。』
ミトム
『長くしゃべってると咳が出るから、説得なんてできっこないってわけだ。』
ニンフ
『……!じゃあ座って休もっ(⋟﹏⋞) あっ、それよりこれ、買い物袋だよ。落としてったから追いかけてきたの。』
ニンフは買い物袋をミトムに渡した。袋は走っている間にくしゃくしゃになってしまっている。
ミトム
『ゴホゴホッ、ありがとな。』
ニンフ ※4
『どういたしまして! それと、あたしもちょっと聞きたいことがあるの!』
ニンフ
『溶炉の向こう側に現れた宮殿のことは知ってる? エルミーに頼まれて見に行くから、情報収集してるんだ。』
ミトム
『しばらく休養してたもんで、俺も噂程度にしか知らねえな。ただ、さっき買った朝刊にちょうど宮殿のことが載ってたな。やるよ。巻き込んじまった詫び代わりだ。』
ニンフ
『じゃあ、遠慮なくいただくね! どれどれ……』
ニンフ
『「フードをかぶった親切な市民によると、宮殿の奥深くには髪飾りを使って怪物を召喚するネコがいるという」……』
ニンフ
『げっΣ(*゚д゚ノ)ノ ここでもネコ!?』
どこかに隠れる(「お昼ごはん」を入手)
押し寄せてくる集団に驚いたニンフは、走りながら身を隠せる場所を探したニンフ
『あ、あんな大勢の人に追いかけられてるなんて……ミ、ミトムさんったら何をやらかしたんだろ。心配だなぁ……』
ボス、見てください!あそこの小娘、「顧問」の買い物袋を持ってますよ。きっと関係者です、とっつかまえて聞いてみましょう!
野郎ども、急げ!
ニンフ ※5
『いやいや! 今は自分の心配しないと!』
ニンフ
『頑張れ、あたし! 早く隠れられる場所を見つけよう!』
ニンフは走りながら身を隠せる場所を探した。ほどなくして、通りの曲がり角にある新聞屋が目にとまった。ニンフはすばやく近づくと、新聞屋と塀の間の隙間に隠れ込んだ
小娘はどこだ!? どこに消えやがった?
チッ、もういい。小娘は放っといて、「顧問」を追うぞ!
集団はぞろぞろと去っていった
ニンフ
『ふぅー、見つからなくて良かったぁ!』
ニンフは彼が落とした買い物袋を覗き込んだ。たまごやミルク、ネギなどの食材がパンパンに詰まっているのを見て、ニンフは少し考え込んだ
ニンフ
『腐っちゃったらもったいないし、とりあえずもらっとこうかな。今度また会ったときに、同じの買ってあげよう!』
ニンフ
『無事に逃げ切れるといいんだけど……大丈夫かなミトムさん……』
ミトム
『ゴホゴホッ……ハクション!』
ミトムは走りながら、手で鼻をぬぐった
ミトム
『咳ならまだしも、なんでクシャミまで……』
ミトム
『誰かが俺の噂してるのかねぇ……ゴホゴホッ。』
ニンフが立ち去ろうとしたとき、突然、今日の朝刊が風に吹かれて飛んできた。「スクープ! 謎の宮殿の最新情報!」という大きな見出しが目に入り、ニンフは思わず手を伸ばしてキャッチした
ニンフ
『ラッキー! どれどれ……』
ニンフ
『「フードをかぶった親切な市民によると、宮殿の奥深くには髪飾りを使って怪物を召喚するネコがいるという」……』
ニンフ
『げっΣ(*゚д゚ノ)ノ ここでもネコ!?』
クラウニー
ニンフ
『よしっ、荷造り完了! 情報収集もオッケー! ちょっと心もとない感じがするけど……そろそろ宮殿に向かわないと!』
クラウニー ※6
『あら? ニンフさんじゃない?』
ニンフ ※7
『あら! クラウニーさん! こんにちは!』
クラウニー
『これも運命かしらね。せっかく私のテントまで来たんだから、入って休んでいかない?』
ニンフ
『ありがとう。じゃあちょっとだけお邪魔しようかな! 少し休んでから宮殿に向かおう!』
クラウニーの古びたテントの中は、いろいろな生地や糸束でいっぱいだった。テントの壁にはさまざまなスタイルの個性的な服がかかっている
ニンフ
『わぁ、きれいな服だね! みんなクラウニーさんが作ったの?』
クラウニー
『どれも試作品なのだけど、あなたが気に入ってくれたということは、いい線いってるのかしらね。』
クラウニー
『……さっき宮殿に向かうと言っていたけれど、その「宮殿」って、魂の溶炉の裏に出た幻影のこと?』
ニンフ
『うん。今から行こうと思ってるんだ!』
クラウニー
『私、この間ちょうどあの近くで妙想が降りてくるのを待っていたのだけど、急に宮殿が現れてビックリしたの……』
クラウニー
『だけど、いい物も拾ったのよ。ほら……』
クラウニーはしゃがみ込むと、テントの隅にある小物の山をあさり、手のひらサイズの石を二つ取り出した。どちらにも不思議な模様が刻まれている
片方は「狩りをしている前脚」のような模様で、もう片方は「打ちつける雨」のような模様だった
クラウニー
『おもしろい模様でしょ……触ってみて。片方は温かくて、もう片方は冷たいのよ。』
クラウニー
『もしかしたら、例の地底都市カズデルがまた現れる予兆かもしれないわ。近々地震もありそうだから、シルクハット型のヘルメットでも買っていく?』
ニンフ
『ひぃー!!!』
クラウニーの表情に一瞬からかうような色が滲んだ
ニンフ
『(⋟﹏⋞)もー、からかわないでよー。』
クラウニー
『フフッ、じゃあおわびに石を一つあげるわ。好きなほうを選んで。』
選択する>
「狩りをしている前脚」(「力」の奇石を入手)
ニンフ『うーんと、じゃあ、虫の前脚みたいな模様のこの石にする!』
クラウニー
『ニンフ、あなたって変わった趣味してるのね……』
ニンフ
『そ、そんなことないよ! それにこの石、あったかくて気持ちいいもん!』
ニンフ
『もし宮殿の中が寒くてもこれで手を温められるし……』
ニンフ
『とにかく、こっちの石をもらうからね! すっかり気に入っちゃったんだから!』
クラウニー
『はいはい――』
クラウニーは微笑みながらニンフの頭をポンポンと叩いた
クラウニー
『それじゃあ、そろそろ出発しなさい。石はなくさないようにね。』
ニンフ
『ありがとう!! じゃあまた今度!』
「打ちつける雨」(「速さ」の奇石を入手)
ニンフ『うーんと、じゃあ、水しぶきみたいな模様のこの石にする!』
クラウニー
『あら……私も気に入ってるのよね、それ……』
ニンフ
『くれるって言ったんだから、やっぱりダメとかなしだよっ!』
クラウニー ※8
『冗談よ。』
クラウニーは微笑みながらニンフの頭をポンポンと叩いた
クラウニー
『それじゃあ、そろそろ出発しなさい。石はなくさないようにね。』
ニンフ
『ありがとう!! じゃあまた今度!』
カライシャ
ニンフは額の汗をぬぐうと、道端の大きな石の上に腰掛け、地図を開いた
ニンフ
『やっと沼地を抜けられた……地図に載ってないどころか、完全に通り道を塞いじゃってて散々だったよ!!』
ニンフは地団駄を踏むようにして泥を落とそうとしたが、何の効果もなかった
ニンフ
『靴も靴下も中まで泥だらけだ……近くに着替えられるとこないかな……』
ぼやきながら、ニンフは辺りを見回した。すると、人影一つ見当たらない平原の果てに、突如として木製のとんがり屋根が映った
ニンフ ※9
『あれ? あれって……小屋かな?』
ニンフ
『よかったー!!! 頑張れ、あたし! 早速あそこに向かって出発!』
ニンフは小屋の扉をノックした。小屋の主はカライシャと名乗り、多国語に精通した、礼儀正しいサルカズの女性だった
カライシャ
『中へどうぞ。蒸しタオルがあるから、それで汚れを拭いてね。今、お茶とお菓子を用意するから。』
ニンフは自分のひどく汚れた靴を見て気まずくなり、慌てて手を振った
ニンフ
『あ、あの、カライシャさん、お、お気遣いなく……ちょっと身だしなみを整えたらすぐ行くから! 長々とお邪魔したりなんか……』
カライシャ
『ううん、いいの。私はお客さまをもてなすのが好きだから。』
カライシャは扉のそばに置いてあった竹籠を拾い上げながら、笑顔で言った ※10
カライシャ
『ゆっくりしていって。私はちょっと植物を摘んでくるわね。』
カライシャ
『テーブルのお茶菓子はどうぞご自由に。休み終わったら構わずに出て行ってもいいわ。だけど、私がいない間、くれぐれも小屋の中を勝手に歩き回らないようにね。』
ニンフ ※11
『わ、わかった! お気をつけて!』
カライシャは微笑みながら出て行った
ニンフ
『行っちゃった……』
カライシャの後ろ姿を見送ると、ニンフは椅子に座り直し、泥だらけの脚を蒸しタオルで拭くと、靴と靴下をきれいなものに履き替えた。おかげで随分気持ちも明るくなった
ニンフ ※12
『あちゃ~! タオルが真っ黒になっちゃった! どどどどうしよう。カライシャさん怒るかなぁ……(TдT)』
ニンフは、ほんのりと沼臭いにおいを漂わせている真っ黒なタオルを見つめた
ニンフ
『きれいに洗ってから行こう。じゃないと失礼だもん!』
ニンフ
『あっ、でも、小屋の中を勝手に歩き回るなって言われたんだっけ……』
選択する>
洗面所をさがす(「渇欲の枯枝」の欠片を入手)
タオルを汚した罪悪感のほうが勝り、ニンフは無意識に言い訳を考え始めたニンフ
『洗面所をちょっと借りるだけなら……「勝手に歩き回る」うちに入らないよね!』
そう小声で言いながら、ニンフは洗面台を探し始めた。しかし、ニンフが小屋の中をぐるっと一回りしている途中に、突如として異変が起こった!
言いつけを守らなかったニンフに激怒したかのように、小屋は分裂して四本のナハツェーラーの枯れ枝へと変貌した。さらに、今までその存在に気付かなかったが、暖炉のそばで寝ていた逐腐獣も同時に目を覚ました
ニンフ
『な、なんでこうなるの!』
ニンフ
『まさかカライシャさんって、悪い人……なわけないよね。どれもこれも、言いつけを守らなかったあたしの……あたしのせいだああぁぁぁ!』
ニンフ
『カライシャさんの小屋には悪いけど、こうなったら仕方ない――』
ニンフ ※13
『はーっ! 心の笞刑!』
ニンフ
『それっ! 心の戦慄!』
ニンフ ※14
『くらえー! 心の決壊!』
……
激しい戦いの末に、ニンフはなんとか勝利した
ニンフ
『ふぅ……ふぅ……はぁ。なんとか倒せた……カライシャさんはなんでこんなのを飼ってたんだろ……とにかくここを離れよう……』
ニンフは小屋の残骸から荷物を拾い上げ、自分の汚したタオルをリュックに詰め込んだ。またカライシャさんに会えたら、きれいに洗って返そうなどと考えながら……
このハプニングにより、ニンフはリュックのチャックに偶然挟まった「渇欲の枯枝」の破片と、宮殿への道を共にすることとなったのだった
言いつけ通りにする(「お利口」な逐腐獣を入手)
ニンフ『うーん……お邪魔してる立場だし、やっぱり言われた通りおとなしくしてよう。』
そう思ったニンフは、大人しく椅子に座ってカライシャの帰りを待ちながら、タオルを汚したことを謝るために心の準備をした
戻ってきたカライシャの竹籠には、見たことのない植物が詰められている。すました顔で背筋を伸ばして椅子に座っているニンフを見て、カライシャはなにか面白いものを見つけたような表情をした。
ニンフ
『カライシャさん! おかえりなさい!』
カライシャ
『ええ。よく休めたかした?』
ニンフ
『う、うん! クッキーはおいしかったし、お茶もおいしく食べ……って違う、おいしく飲んだよ!』
ニンフ
『で、でも……借りたタオルを汚しちゃって……洗ってから帰るから! 本当にごめんなさい!』
カライシャ
『気にしないで。床に置いておいてくれたら、あとで片付けるわ。』
カライシャ
『それより、おとなしくしていてくれたご褒美に、お食事でもどうかしら。コホン――麗しのお嬢様、ディナーをご一緒しませんか?』
ニンフ
『……!だ、大丈夫! もうお菓子でお腹いっぱいだし、すぐに宮殿に向かわないとだから、夕食の時間まではいられないよ!』
カライシャ
『それは残念だなあ。じゃあ、このお利口な「ペット」を貸してあげるわ。頭のいい子だから、何でも命令してやって。』
そうカライシャに言われて、ニンフはようやく、暖炉の周りにいる逐腐獣たちに気づいた! カライシャが貸してくれた個体は他とは違って従順そうで、ニンフの足に自分の頭をスリスリしてアピールしてきた
ニンフはビックリした
ニンフ ※15
『わわっ! あれっ? この子……』
カライシャ
『大丈夫よ。あなたを傷つけたりはしないから。連れてってあげて。』
ニンフ ※16
『う、うん。ありがとう。じゃあもう行くね! また今度!』
ニンフは荷物を拾い上げ、自分の汚したタオルもリュックに詰め込んだ。やっぱり洗ってから返すことにしたのだ
小屋から出る間際、ニンフはふと気になったことを訊ねた
ニンフ
『どうしてあたしがずっとおとなしくしてたってわかったの?』
カライシャは微笑むと、人差し指をピンと立てて唇に押し当てた
カライシャ
『それは、ヒ・ミ・ツ!』
ブリキ
ニンフ
『ついに……ついに、ついに! 宮殿の門に着いたぞーっ!!』
山を越え沼を渡り、ニンフはどんどん増える荷物とともに、宮殿の門へとたどり着いた
門の周りにはサルカズがたむろしていた。ひそひそ内緒話をしている者たちもいれば、一人でべらべらと語っている者もいたが、話題はいずれも、突然現れた謎の宮殿への入り方だった
ニンフは聞き耳を立ててみたが、何も情報は得られなかった。有力な手がかりがあるなら、そもそも彼らはここでたむろしてはいないだろう
ニンフは勇気を出して、門を押し開けてみることにした。彼女はリュックのストラップを握りしめ、体をひねりながら人々の間をすり抜けていく
そしてついに、ニンフは宮殿の門の前にやって来た!
ニンフは門に手を伸ばし、自分の身長の五倍はある門を押そうとした。しかし、門は見えないバリアにでも包まれているかのように、彼女の手を押しとどめた
何度か繰り返したのち、諦めそうになったニンフはふと何かを思い出したかのように、リュックに手を入れてあの奇妙な模様の刻まれた石を探した
ニンフ
『この石は宮殿の近くで拾ったってクラウニーさん言ってたよね。もし不思議なエネルギーが宿ってたら、なにか起きるかも? (〃゚д゚〃)』
そんなことを考えながら、ニンフは石を門に近づけた。すると、石を中心として門を覆うエネルギーに波紋が広がり、やがて人が通れるほどの隙間ができた。ニンフはすばやくそこに飛び込んだ
ニンフ ※17
『よし! やったー! やっと宮殿に入れた! ええと、じゃあ、これから……』
ブリキ ※18
『ご機嫌よう、お嬢さん。何かお困りですか?』
ニンフ
『きゃああああああ!!! だだだだだ誰っ!? 全然気づかなかった!!』
ブリキ
『ああ、これは失礼しました。実は門のところにずっと立っていたのですが、いささか存在感が薄かったようですね。』
ニンフは振り向き、その声の主である男性、あるいは……甲冑とでも呼ぶべきものを観察した
ニンフ
『えっと、あなたは……?』
ブリキ
『おっと、自己紹介が遅れました。「ブリキ」と申します。しがない探偵です。』
ブリキ
『もちろん、それ以外の名でも、好きに呼んでいただいて構いませんよ。それよりも……お美しいお嬢さん、あなたはこの先に進むおつもりですか? 最深部の部屋はとても危険で――』
ニンフ ※19
『うん! とりあえず進んでみるよ。そのために来たんだから。「ブリキ」さんはどうしてずっとそこにいたの?』
ブリキ
『……実は、外に出られなくなってしまって。仕方なく、ここで私を連れ出してくれる親切な人が現れることを祈っていたのです。』
ニンフ ※20
『えっ? じゃあ、どうやって中に入ったの?』
ブリキ
『普通に門を開けて入りましたよ。私の推測ですが、宮殿の不思議なバリアが私の種族を識別できなかったのではないかと。私はただの「ブリキの缶詰」だと言われても否定はできませんし。ですが、門も同じ過ちは繰り返さないようで、こうして出られなくなってしまったというわけです。』
「ブリキ」は両手を広げてお手上げのポーズをした。話しているうちに自分でも可笑しくなってきたのか、甲冑の中から吹き出すような音が聞こえ、ニンフもつられて笑った
ニンフ
『ふふっ、そうだったんだ! 「ブリキ」さん、もしかしたら、あたしが出してあげられるかも! 試してみようか?』
ブリキ
『いえ、急いで奥の部屋に向かわねばならないのでしょう? 私はここで待っていますから、先にそちらの用事を済ませてからで構いませんよ。』
選択する>
ブリキを誘う(紳士の嗜みセットを入手)
ニンフ『じゃあ「ブリキ」さん、あたしと一緒に行かない? ずっとここで待ってても、つまらないでしょ?』
「ブリキ」は、まるで何か信じがたいことを言われたかのように、慌てて手を振った
ブリキ
『いっ、いえいえいえ……私はもう奥にいる方とお会いしたのですが、彼女も私との再会を望んでいないと思いますので、遠慮しておきます。』
ニンフ ※21
『えっ? 「彼女」ってことは、奥には女の人が住んでるんだ? 新聞じゃ「ネコ」が住んでるって書かれてたけど、やっぱりデマだったんだね!』
ブリキ
『(小声)ある意味では間違ってないような……』
ニンフ
『なに……?』
ブリキ
『コホン、何でもありません。とにかく、私はここで待っていますね。錆びた関節にオイルでもさすにはちょうどいい空き時間です。』
ブリキ
『そうだ。奥の部屋に入る前には事前準備を済ませておくように。備えなく突入するのは賢明ではありませんよ。』
ブリキ
『それから、これをお受け取りください。新年や祭日に親戚や友人を訪ねる際にはぴったりの、紳士の嗜みセットです。もしお気に召さなければ、奥の彼女への手土産ということにしてください!』
そう言いながら、「ブリキ」は自身の身体――空洞の甲冑の中から、真新しい「礼帽とパイプ」を取り出した
ニンフ
『う、うん! ありがと! じゃあ、あたしからその女の人によろしく伝えておくね!』
ブリキから紳士の嗜みセットを受け取ったニンフは、宮殿の奥深くへと向かっていく。すると、はるか後方から「ブリキ」の声が聞こえてきた
ブリキ
『それはー! けっこうでーす!』
ブリキに待たせる(「ブリキの好意」を入手)
ニンフ『じゃあ、悪いけど「ブリキ」さんは門で待っててね! よーし、さっそく奥の部屋に向かおう!』
ブリキ
『わかりました。お気をつけて! 中にいるあの方は手強いですよ。』
ニンフ ※22
『えっ? 「ブリキ」さん、奥に何がいるか知ってるの?』
ブリキ ※23
『ゴホン! 説明し辛いのですが、まあ見れば分かりますし、先に言ってしまうと「ネタバレ」でしょう。少し謎を残しておいてこそ、驚きがあるというものです。』
ブリキ
『(小声)こういうのも「ネタバレ」って言うのかな……』
ブリキ ※24
『ああそうだ! これをお受け取りください。奥の部屋に入る前には事前準備を済ませておくように。備えなく突入するのは賢明ではありませんよ。』
そう言いながら、「ブリキ」は自身の身体――空洞の甲冑の中から、ハンバーガーのにおいがするファストフードの紙袋を取り出した
ブリキ ※25
『私の大事な紙袋を差し上げます。ぜひゴミ袋としてお使いください! 宮殿の中にはゴミ箱がありませんから、準備の際に出たゴミはこの中に入れるとよいでしょう。そうすれば、あの方を怒らせずに済みますので。』
ニンフは、「ブリキ」の取り出した紙袋をためらいがちに見つめながら、ゴミと紙袋の関係性を理解しようと努めている。やがて「ブリキ」が紙袋を押しつけるように差し出してきたので、ニンフは結局それを受け取った
ニンフ
『あ、ありがと。じゃあもらっとくね。またあとで!』
ブリキ ※26
『またのちほど!』
ダウジング伯爵
宮殿内の構造はそれほど複雑ではなかった。ホールは長い階段に続き、階段は長い廊下へと続いている。ニンフが目を閉じると、廊下の果てから伝わってくる形容しがたい感情を感じられた
不意に、足元で何かが動き、ニンフはそちらに目線を向けた
ニンフ ※27
『えっ? 鼷獣さん!?』
ニンフ
『どうしてこんなところにいるの?ここは危険だから、この先に進んじゃダメだよ。』
ニンフは身をかがめてその小さな鼷獣を両手で抱き上げると、ぐるりと身を翻して宮殿の入口への方向にそっと置いた
ニンフ
『この方向にまっすぐ行けば宮殿の門に戻れるよ。あたしの用事が終わったら外に連れ出してあげるからね!』
ダウジング伯爵
『しかし、鼷獣にも何か考えがあるのか、大きく飛び上がると、ニンフのリュックに飛び乗った』
ニンフ
『ちょ、ちょっと、リュックをあさっちゃダメだよ!』
ニンフは大慌てでリュックをおろし、小さな鼷獣を探した
ダウジング伯爵
『小さな鼷獣はリュックの中には潜り込んでおらず、上に乗ったまま、片方の爪で荷物を、もう片方の爪で廊下の先を指し示しながら、必死に何かを伝えようとしている』
それを見て、ニンフは「ブリキ」から「事前準備」をしろと言われていたことをハッと思い出した
ニンフ
『鼷獣さん、あなた、事前に準備をしてからあの部屋に入るようにって教えてくれてるの?』
ダウジング伯爵
『小さな鼷獣はうなずいた』
鼷獣から喜びの感情が漂うのを感じたニンフは、しっぽをなでてやった
ニンフ
『賢いんだね!』
ダウジング伯爵
『鼷獣は胸を叩いてふんぞり返った』
ニンフ
『じゃあ、さっそく準備をはじめよう!』
ニンフはリュックの中身を広げると、役に立ちそうなものをいくつか選んで持っていくことにした
二つのアイテムを選択して組み合わせてみよう
準備完了。ニンフは決意がみなぎってきた
戦いへ
???
ニンフが部屋の扉を開けると、中は巨大なテラスになっており、高くそびえる透かし彫りのアーチが無数に連なって壁に広がっている
アーチから差し込むかすかな星の光が、床のタイルの上にほのかな光のかたまりをいくつか投射していた
そして、黒い影が一つ、ニンフに背を向けて星の光の中に立っている
それは明らかに「ネコ」ではないものだった
黒い影が振り向く。白い前髪が一筋、夜風になびく。その女性は、手に持った長剣を構えた
戦いの時だ
MEMORY
1.愉快なチームプレイ
そしてエルミーは求めていたお宝を手に入れ、ニンフも残りの報酬を受け取った!この仲良し二人は、今日も愉快なチームプレイを成功させたのだった。
――――――――
ニンフは無事【魔王・ねこちゃん】の試練を乗り越えた。
ニンフはエルマンガルドのいる酒場に戻り、これまでの見間をすべて彼女に伝えた。
そしてエルミーは求めていたお宝を手に入れ、ニンフも残りの報酬を受け取った!
この仲良し二人は、今日も愉快なチームプレイを成功させたのだった。
2.待ち人ブリキ
悔しがるニンフは外で焚火をしながら、鼷獣と一緒に作戦を練り直した。次は絶対に成功させてみせる!
――――――――
ニンフと鼷獣は【魔王・ねこちゃん】の攻撃をしのぎきれず、こっぴどく懲らしめられた後、部屋からつまみ出されてしまった。
お宝まであとほんの少しだったのに!
悔しがるニンフは外で焚火をしながら、鼷獣と一緒に作戦を練り直した。
次は絶対に成功させてみせる!
3.頑張れあたしっ!鼷獣さん!
彼を信じよう。アルブレヒト・フォン・ムスビースト――ローゼホルンの塔を治める伯爵が、ニンフのために奮闘してくれたのだ。
――――――――
鼷獣の行動は【魔王・ねこちゃん】を怒り狂わせた!
怒った【魔王・ねこちゃん】と鼷獣は部屋中で追いかけっこを繰り広げた。
ニンフは【魔王・ねこちゃん】がその最中に不意に落とした王冠を拾い上げた。
鼷獣がアイコンタクトを繰り返すのを見て、ニンフは王冠を持って先に部屋から逃げ出した。
ニンフはエルマンガルドのいる酒場に戻り、これまでの見聞をすべて彼女に伝えた。
だがあの鼷獣はどうしているのだろうか?
彼を信じよう。アルブレヒト・フォン・ムスビースト――ローゼホルンの塔を治める伯爵が、ニンフのために奮闘してくれたのだ。
彼には、鼷獣なりの解決策がきっとある。
アイテム
・電気ケトルニンフが探索のために用意した、ロドスのオフィスに置いてあるものと同じタイプの電気ケトル。
日常生活や旅行の良き助っ人であるそれを携えたニンフは、心に希望が満ち溢れる感覚を覚えた
・源石錐
エルマンガルドからもらった幾つかの源石錐。
源石がぶつかり合う美しい音色は、ニンフの心を愉快にしてくれる。
・サルカズ朝刊
ミトムからもらった新聞。今日発行されたもののようだ。
サルカズに関する最新のトレンドニュースが特集されている。近頃爆発的に話題となっている謎の宮殿を特集したコーナーには、ミトムが丸をつけている。
・「お昼ごはん」
ミトムが慌てて落としてしまった買い物袋。持ち主が走り去ったため、返しようがない。
栄養価の高い肉と野菜の組み合わせと、さらには「身長を伸ばす秘訣」がひとパック入っている。
・「力」の奇石
クラウニーからもらった不思議な石ころ。
表面には「力」を象徴する変わった記号が描かれていて、ニンフの冒険の力になってくれるかもしれない。
・「速さ」の奇石
クラウニーからもらった不思議な石ころ。
表面には「速さ」を象徴する変わった記号が描かれていて、ニンフの冒険の力になってくれるかもしれない。
・「渇欲の枯枝」の欠片
「渇欲の枯枝」から剥がれ落ちた木の枝。
落ちた時に枯枝が放っていた「蝕む穢れ」も消えたようで、今はただの木の枝となっている。
・「お利口」な逐腐獣
カライシャから預かった逐腐獣。すっかり手懐けられている。
「お利口」なニンフへのご褒美として、逐腐獣の性格にも「お利口」な特性が備わったようだ。
・紳士の嗜みセット
ブリキからもらった新品の「礼帽とパイプ」のセット。
アーツの作用により、パイプは意のままに煙を出したり噴射したりすることができる。
一方の礼帽には特別なところは何もなく、普通に頭を着飾る帽子にすぎないようだ。
・「ブリキの好意」
ブリキからもらった紙袋。中にはまだ朝食の美味しそうな匂いが残っている。
ゴミ箱のない宮殿では、ゴミ入れという重要な役割を果たしてくれるだろう。
・不思議な鼷獣
自らニンフの仲間に加わった小さな鼷獣。
フェリーンを自然と惹きつける特性を備えている。
合成レシピ
無用の長物
(電気ケトル+サルカズ朝刊)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
ピカピカケトル
(電気ケトル+「お昼ごはん」)回復力:2
パッケージングし直されたことで新品同然となった電気ケトル。
ツルツルの表面には希望の輝きが煌めいている。
カチカチケトル
(電気ケトル+「力」の奇石)使用したターン、敵はHPを回復できない
奇石から「力」を汲み取った電気ケトル。表面がカッチカチに硬くなっている。
大地はケトルの墜落に、飛び散る砂や石、広がる亀裂で応えた。
空飛ぶケトル
(電気ケトル+「速さ」の奇石)攻撃力:2
奇石から「速さ」を汲み取った電気ケトル。注ぎ口から絶え間なく蒸気を噴射している。
勢いよく噴射される蒸気によって、電気ケトルは台座を前にした姿勢を保ちながら、
安定して飛行している。
無用の長物
(電気ケトル+「渇欲の枯枝」の欠片)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
鉄甲逐腐獣!
(電気ケトル+「お利口」な逐腐獣)攻撃力:2
今回の攻撃が範囲攻撃になる
電気ケトルの鎧を身に着けた逐腐獣。
激しく走り回ると、注ぎ口から水が零れることもある。
電気ケトルの鎧がもたらす安心感で、逐腐獣は圧倒的に落ち着いている!
紳士のケトル
(電気ケトル+紳士の嗜みセット)使用したターンに、前のターンに使用したアイテム効果を獲得する。
最初のターンに使用した場合は無効となる。
紳士の嗜みセットを身に着けた電気ケトル。とても賢そう。
注ぎ口から噴き出した知恵の蒸気を吸い込んだ人は、一時的に頭の回転が速くなる!
無用の長物
(電気ケトル+「ブリキの好意」)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
鼷獣とケトル
(電気ケトル+不思議な鼷獣)攻撃力:3
鼷獣は電気ケトルが大好き!鼷獣は電気ケトルを持っていった!
鼷獣は電気ケトルを持ち上げた!鼷獣は電気ケトルを頭の上に置いた!
鼷獣のバランス感覚が鋭くなった!
カチカチ新聞紙
(サルカズ朝刊+「力」の奇石)攻撃力:2
使用すると、使用したターンから3ターン継続して敵に2ダメージを与える
奇石から「力」を汲み取った新聞紙。筒状に丸められている。
表面はカチカチで、野球バッドとしても使える。
紙飛行機
(サルカズ朝刊+「速さ」の奇石)使用したターン、敵は攻撃できない
使用したターン、敵はHPを回復できない
奇石から「速さ」を汲み取った新聞紙。紙飛行機の形に折られている。
ねこちゃんは動くものが好きだ。紙飛行機も例外ではない。
「二刀流」
(サルカズ朝刊+「渇欲の枯枝」の欠片)防御力:2
丸めた新聞紙と「渇欲の枯枝」の欠片からなる双剣。
特別な効果は何もないが、二本の武器を振る様はとてもかっこいい。
無用の長物
(サルカズ朝刊+「お利口」な逐腐獣)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
ブリキTips・123
(サルカズ朝刊+紳士の嗜みセット)使用したターンに、前のターンに使用したアイテム効果を獲得する。
最初のターンに使用した場合は無効となる。
ブリキの写真が張られた豆知識メモ。日常生活へのアドバイスや、
人生における哲学が記されている。
壁に当たった時に見れば、ハッと気付けることもあるだろう。
無用の長物
(サルカズ朝刊+「ブリキの好意」)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
鼷獣と新聞紙
(サルカズ朝刊+不思議な鼷獣)防御力:2
使用したターン、敵は攻撃できない
鼷獣は新聞紙が大好き!鼷獣は新聞紙を丸めた!
鼷獣は丸めた新聞紙に頭を突っ込んだ!なんと新聞紙は望遠鏡になった!
鼷獣は視界がよりクリアになった!
「渇欲の枯枝」三節棍
(「力」の奇石+「渇欲の枯枝」の欠片)攻撃力:2
今回の攻撃が範囲攻撃になる
奇石から「力」を汲み取った「渇欲の枯枝」の破片。なんと三節棍の形になっている!
アチョー!ホワチャア!ヘイヤー!テリャー!
使う時は自分に当たらないように気を付けよう。
前足ムキムキ逐腐獣
(「力」の奇石+「お利口」な逐腐獣)攻撃力:3
奇石から「力」を汲み取った逐腐獣。上半身の筋肉量が大幅に増加した。
今なら逆立ちだけでなく、片手腕立て伏せもできるぞ!
ムキムキハット
(「力」の奇石+紳士の嗜みセット)防御力:2
奇石から「力」を汲み取ったハット。なんとムキムキな両腕が生えてきた!
ミスター・ハットは逞しい両腕を動かしながら、
切実にキャッチボールがしたいとアピールしている。
無用の長物
(「力」の奇石+「ブリキの好意」)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
鼷獣と「力」の奇石
(「力」の奇石+不思議な鼷獣)攻撃力:2
鼷獣は「力」の奇石が大好き!鼷獣は「力」の奇石をかじり出した!
鼷獣の両腕がムキムキになった!鼷獣の夢は重量挙げ選手だ!
鼷獣の力が強くなった!
紳士の嗜み・PK版
(「渇欲の枯枝」の欠片+紳士の嗜みセット)使用すると、次のターンに使用するアイテムの効果が倍になる
礼帽、パイプ、そして「渇欲の枯枝」作られたステッキが組み合わさった
紳士の嗜みセットのパワーアップキット。
普段のコーデに取り入れれば魅力が大幅パワーアップ!
無用の長物
(「渇欲の枯枝」の欠片+「ブリキの好意」)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
鼷獣と小枝
(「渇欲の枯枝」の欠片+不思議な鼷獣)回復力:5
鼷獣は小枝が大好き!鼷獣は小枝を掲げた!
不思議な音と共に木の枝の先が光り出した!鼷獣は選ばれし者だ!
鼷獣が使える能力が増えた!
鼷獣と紳士の嗜みセット
(紳士の嗜みセット+不思議な鼷獣)攻撃力:2
使用すると、使用したターンから3ターン継続して敵に2ダメージを与える
鼷獣は紳士の嗜みセットが大好き!鼷獣は紳士の嗜みセットを身に着けた!
ローゼホルンの塔を治めるこのアルブレヒト伯爵が喜んであなたのお力に!
賢い鼷獣はニンフに宮殿の秘宝を持ち帰ると約束した。
無用の長物
(源石錐+サルカズ朝刊)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
「お昼ごはん二食分」
(源石錐+「お昼ごはん」)使用すると、次のターンに使用するアイテムの効果が倍になる
買い物袋に入っているものが倍増した!しかし源石錐が消えてしまった……
これが等価交換というものだろう。
源石錐ダンベル
(源石錐+「力」の奇石)防御力:2
奇石から「力」を汲み取った源石錐。トレーニングに適した形になっている。
今からトレーニングしても間に合わないが、近接武器として扱うのは悪くない選択だ。
源石錐お手玉
(源石錐+「速さ」の奇石)攻撃力:1
源石錐のお手玉
奇石から「速さ」を汲み取った源石錐。投げるのに適した形をしている。
自動索敵機能を持ち、投げると毎秒百メートルの速さでまっすぐ飛んでいく。
源石錐ハンマー
(源石錐+「渇欲の枯枝」の欠片)使用すると、次のターンに使用するアイテムの効果が倍になる
「渇欲の枯枝」の欠片と源石錐を組み合わせて作ったハンマー状の武器。
振っても稲妻や雷鳴を起こすことはできないが、
スタイリッシュな緑色の光を出すことができる。
逐腐獣(?)
(源石錐+「お利口」な逐腐獣)使用したターン、敵は攻撃できない
使用したターン、敵はHPを回復できない
「身体はないがスレンダーな哀愁」「気にしないぜ俺は煩悩のない怪獣」
「そうさ腐った枝が頭から理性を没収」「だけど俺は生きてる俺が俺を操縦」
「源石錐は永遠に甘い骨のおやつさ」「緑色の光にはマジでおやすみ」
源石錐が発する光が謎のラップを映し出している。
無用の長物
(源石錐+紳士の嗜みセット)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
一袋の源石錐
(源石錐+「ブリキの好意」)使用したターン、敵はHPを回復できない
紙袋は不要な物を入れるためのものではあるが、源石錐は明らかにその類ではない。
そのため、紙袋は紙袋のまま、源石錐も源石錐のままだった。
中からは朝食の美味しそうな匂いがする以外は。
鼷獣と源石錐
(源石錐+不思議な鼷獣)防御力:1
鼷獣は源石錐が大好き!鼷獣が源石錐をかじり出した!
源石錐が一個!源石錐が二個!ホワイトチョコミント味をガジガジ!
鼷獣の前歯がより強くなった!
ムキムキネギ
(「お昼ごはん」+「力」の奇石)使用すると、次のターンに使用するアイテムの効果が倍になる
奇石から「力」を汲み取ったネギ。なんと筋肉がついている!
生でも食べられ、食べるとすさまじいパワーがみなぎってくる!
缶詰にするとさらに効果がアップする。
たまごボール
(「お昼ごはん」+「速さ」の奇石)攻撃力:2
今回の攻撃が範囲攻撃になる
奇石から「速さ」を汲み取った羽獣の卵。すさまじい速さで転がる。
あまりの速さで転がることから摩擦熱が生じ、その熱で中身が焼き上がってしまっている。
とても美味しそうだ。
無用の長物
(「お昼ごはん」+「渇欲の枯枝」の欠片)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
満腹の逐腐獣
(「お昼ごはん」+「お利口」な逐腐獣)攻撃力:2
使用すると、使用したターンから3ターン継続して敵に2ダメージを与える
逐腐獣のランチタイムだ!
お腹を満たした逐腐獣は身体中に強いパワーがみなぎった!
逐腐獣の持つ固有能力が強化された!
紳士の嗜み・DX版
(「お昼ごはん」+紳士の嗜みセット)防御力:2
使用したターン、敵は攻撃できない
パッケージが豪華になった紳士の嗜みセット。中身は元のセットと同じ。
親族や友人へのプレゼントとしてぴったり。ねこちゃんに贈ってもいいかも。
無用の長物
(「お昼ごはん」+「ブリキの好意」)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
鼷獣とネギ
(「お昼ごはん」+不思議な鼷獣)防御力:3
鼷獣はネギが大好き!鼷獣はネギをブンブン振り回した!
ネギの葉が散乱した!ネギのにおいが周囲に広がった!
鼷獣の嗅覚が鈍くなった!鼷獣の嗅覚以外の能力が高まった!
「渇欲の枯枝」の矢
(「速さ」の奇石+「渇欲の枯枝」の欠片)攻撃力:3
奇石から「速さ」を汲み取った「渇欲の枯枝」の破片。なんと矢の形になっている!
だが弓がなければ矢を撃つことはできない。残念。
いや、無敵のアーツを使えばなんとかなるかも?
後足ムキムキ逐腐獣
(「速さ」の奇石+「お利口」な逐腐獣)攻撃力:3
奇石から「速さ」を汲み取った逐腐獣。下半身の筋肉量が大幅に増加した。
後ろ足がムキムキ過ぎて四足歩行ができなくなり、後ろ足で立ち、走ることを学習した。
逐腐獣が立ち上がった!
不思議なパイプ
(「速さ」の奇石+紳士の嗜みセット)攻撃力:2
今回の攻撃が範囲攻撃になる
奇石から「速さ」を汲み取ったパイプ。
自由自在に煙を噴射することができるようになった!
噴射される煙は鼻を突くにおいだが、幸い長くは残らない。
無用の長物
(「速さ」の奇石+「ブリキの好意」)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
鼷獣と「速さ」の奇石
(「速さ」の奇石+不思議な鼷獣)攻撃力:2
今回の攻撃が範囲攻撃になる
鼷獣は「速さ」の奇石が大好き!鼷獣は「速さ」の奇石をかじり出した!
鼷獣の両足がムキムキになった!鼷獣の夢は短距離走選手だ!
鼷獣のスピードが上がった!
ジェントル逐腐獣
(「お利口」な逐腐獣+紳士の嗜みセット)防御力:2
使用したターン、敵は攻撃できない
紳士の嗜みセットを身に着けた逐腐獣。
パイプからゆるりと立ち上る煙は、彼の好きな腐敗臭を発している。
逐腐獣の思考が明晰になった。
彼の思考力が増し、状況を細かく観察してから行動するようになった。
無用の長物
(「お利口」な逐腐獣+「ブリキの好意」)攻撃力:1
使用したターン、敵の攻撃が無効になる
袋に入っている謎の物体。変な臭いを漂わせている。
まったく使えないわけではないが、かといって大した役にも立たない。
敵の注意を惹きつけることくらいはできるかもしれない。
鼷獣と逐腐獣
(「お利口」な逐腐獣+不思議な鼷獣)攻撃力:4
鼷獣は逐腐獣が大好き!逐腐獣も鼷獣が大好き!
鼷獣は逐腐獣に乗っている!鼷獣は最高の騎士だ!
鼷獣と逐腐獣は共に戦う!
鼷獣と紙袋
(「ブリキの好意」+不思議な鼷獣)防御力:3
使用したターン、敵は攻撃できず、HPの回復もできない
鼷獣は紙袋が大好き!鼷獣は紙袋を開いた!
紙袋の中へ吹き込む強烈な気流が生まれた!鼷獣の尻尾が激しく回っている!
鼷獣は何かを待っている!
初日限定(?)要素
初日に見れた一部の誤訳(初期翻訳)テキスト※現在(2日目から?)はサイレント修正済み
※1
![]() |
<修正後> あら! ちょうどいいところに来ましたわね。 |
※2
![]() |
<修正後> 気をつけて行ってらっしゃいまし。 |
※3
![]() |
<修正後> うん! |
※4
![]() |
<修正後> どういたしまして! それと、あたしもちょっと聞きたいことがあるの! |
※5
![]() |
<修正後> いやいや! 今は自分の心配しないと! |
※6
![]() |
<修正後> あら? ニンフさんじゃない? |
※7
![]() |
<修正後> あら! クラウニーさん! こんにちは! |
※8
![]() |
<修正後> 冗談よ。 |
※9
![]() |
<修正後> あれ? あれって……小屋かな? |
※10
![]() |
<修正後> カライシャは扉のそばに置いてあった竹籠を拾い上げながら、笑顔で言った |
※11
![]() |
<修正後> わ、わかった! お気をつけて! |
※12
![]() |
<修正後> あちゃ~! タオルが真っ黒になっちゃった! どどどどうしよう。カライシャさん怒るかなぁ……(TдT) |
※13
![]() |
<修正後> はーっ! 心の笞刑! |
※14
![]() |
<修正後> くらえー! 心の決壊! |
※15
![]() |
<修正後> わわっ! あれっ? この子…… |
※16
![]() |
<修正後> う、うん。ありがとう。じゃあもう行くね! また今度! |
※17
![]() |
<修正後> よし! やったー! やっと宮殿に入れた! ええと、じゃあ、これから…… |
※18
![]() |
<修正後> ご機嫌よう、お嬢さん。何かお困りですか? |
※19
![]() |
<修正後> うん! とりあえず進んでみるよ。そのために来たんだから。 「ブリキ」さんはどうしてずっとそこにいたの? |
※20
![]() |
<修正後> えっ? じゃあ、どうやって中に入ったの? |
※21
![]() |
<修正後> えっ? 「彼女」ってことは、奥には女の人が住んでるんだ? 新聞じゃ「ネコ」が住んでるって書かれてたけど、やっぱりデマだったんだね! |
※22
![]() |
<修正後> えっ? 「ブリキ」さん、奥に何がいるか知ってるの? |
※23
![]() |
<修正後> ゴホン! 説明し辛いのですが、まあ見れば分かりますし、 先に言ってしまうと「ネタバレ」でしょう。 少し謎を残しておいてこそ、驚きがあるというものです。 |
※24
![]() |
<修正後> ああそうだ! これをお受け取りください。 奥の部屋に入る前には事前準備を済ませておくように。 備えなく突入するのは賢明ではありませんよ。 |
※25
![]() |
<修正後> 私の大事な紙袋を差し上げます。ぜひゴミ袋としてお使いください! 宮殿の中にはゴミ箱がありませんから、 準備の際に出たゴミはこの中に入れるとよいでしょう。 そうすれば、あの方を怒らせずに済みますので。 |
※26
![]() |
<修正後> またのちほど! |
※27
![]() |
<修正後> えっ? 鼷獣さん!? |
景品(参考画像)
抽選で当たる景品(大陸版グッズ)・缶バッジ
・アクリルスタンド
![]() |
明日方舟 沙洲寻宝季 https://weibo.com/6441489862/Osdgakn8d |